手相家まるちゃんのブログ

紫微斗数占星術を考える 2009/06/17

2009/06/17

出張の話題】 【手相】 【紫微斗数

私が数々の占いを過去やってきましたが、これから紹介する紫微斗数(しびとすう)は、群を抜いて素晴らしい占いですので皆さんも一度は鑑定に触れられると良いと思います。

例えば、私が総合鑑定(90分)で手相鑑定、西洋占星術、紫微斗数を行った場合に、Aさんの開運する年が、33歳、37歳、40歳と手相で分かった場合に、他の2つの占いでもまさにその年に開運するとはっきり出ています。

お客様はひっくり返るくらいに毎回、驚かれます。

しかし・・・西洋と東洋の屈指の占いですから、そうなるのはごく自然なことだと私は考えています。

紫微斗数(しびとすう)は、中国の宋の時代の陳希夷という有名な仙人が作ったといわれる占いです。

あなたの生年月日時を基に、あなたの一生の運勢を判断する中国独特の占星術です。

紫微斗数では、紫微星をはじめとする紫微斗数独特の星を使用します。


実際の星の名前ではないのが面白いです。

人の一生を占う中国占術としては、他に四柱推命があり、日本でも大変人気の高い占術ですが、占いの本場とも言われる台湾では、四柱推命よりも紫微斗数の方が人気が高く、よりポピュラーな占術です。

実は紫微斗数が四柱推命と比較して日本であまり知られていないのには理由がありまして紫微斗数は、公に研究され残された文献も数多い四柱推命と比較すると、残された文献類もごくわずかしか残っていません。

日本でもほとんどこの占いについて著述がされていません。


紫微斗数は一部の専門家のみに秘伝として伝えられ占術だったからなのです。

長らく秘伝であった紫微斗数は、近年、台湾で次第にその内容が公開され、今では四柱推命を凌ぐ人気の占術となったのです。


紫微斗数の人気の秘密は、的中率が高いこともさることながら、個人の運命を細かく判断出来ることにあります。


実は紫微斗数にはもう1つの紫微斗数が存在します。

これを「十八飛星策天紫微斗数」といいます。(以下、十八飛星と略します。)

一般の紫微斗数を南派紫微斗数、十八飛星を北派紫微斗数とよび、
一般の紫微斗数とは異なり中国北方で伝承した紫微斗数の流派といわれます。

この十八飛星策天紫微斗数は、台湾でも伝承者が少なく文献もわすかしか存在しないものです

以下に、西洋占星術(ホロスコープ)・七政四余・十八飛星策天紫微斗数・紫微斗数の12宮を並べてみましょう。相関関係が分かります。

西洋占星術     七政四余 十八飛星 紫微斗数
本人の室      命宮    命宮  命宮
金銭の室      財宮   財帛宮  兄弟宮
知識・兄弟の室   兄弟宮  兄弟宮  夫妻宮
家庭の室      田宅宮  田宅宮  子女宮
子供・恋愛の室   男女宮  男女宮  財帛宮
労働の室      奴僕宮  奴僕宮  疾厄宮
結婚・対人関係の室 夫妻宮  妻妾宮  遷移宮
SEX・遺産の室  疾厄宮  疾厄宮  奴僕宮
旅行の室      遷移宮  遷移宮  官禄宮
職業の室      官禄宮  官禄宮  田宅宮
趣味・精神面の室  福徳宮  福徳宮  福徳宮
秘密・生涯の室   相貌宮  相貌宮  父母宮


皆さん、ご覧いただければお解りと思いますが、七政四余と十八飛星の12宮は西洋占星術と酷似しています。

これはこの二占術がインドから伝わった占星術の12宮をそのまま踏襲しているからと考えられます。

これに対して紫微斗数の12宮は独特の配列になっています。
これで日本人には難解な占いというイメージがついたように思われます。

七政四余の原書の1つである「星平海会」には、太陽系の実星以外に多くの虚星を記載しており、その中に紫微星の記載があります。

このことから、紫微斗数は七政四余から発展したものと言われています。

これに加えて上記の12宮の配列の異同から、十八飛星策天紫微斗数は、七政四余から紫微斗数への過渡期的な占術であるとする見方もあります。

しかしながら、紫微斗数が世に出たのは明代1550年に発行された「紫微斗数全書」からであり、宋代の仙人陳希夷の18代目の子孫と称する羅洪先なる人物の編纂とされています。

しかし、創始者を宋代の陳希夷とされているものの、事実上紫微斗数は宋代にまとまったとするより、この明代に集大成されたとする考証家も多いようですし、自然な見方といえます。

一方、「十八飛星策天紫微斗数全集」が発刊されたのは清代の1870年であり、なんと300年以上の隔たりがあり、むしろ十八飛星の方が紫微斗数よりも随分後に公になっています。

自然に考えると、十八飛星から紫微斗数へと発展したと考えるより、紫微斗数を参考に十八飛星がまとめられたと考えるほうが自然であるように思います。

また、紫微斗数が七政四余から発展した占術だという論拠は、上にも記しましたように星平海会に紫微星の記載があることですが、実は星平海会よりも古い「果老星宗」には紫微星の記載が無いのです。

このことから、紫微斗数が七政四余に影響を与えて、紫微斗数の虚星の一部が七政四余に混入したとの仮説も考えられます。

以上のような点から、七政四余→十八飛星策天紫微斗数→紫微斗数と発展したという説は、まだまだ検証が必要だと思われます。

この占いは気学と同じように年回りが計算することが出来て、その的中率が群を抜いていますのでお勧めする次第です。

 

(お知らせ)

7月8日〜関東での鑑定を開始する予定です。その前に名古屋で鑑定を受けられたい方は、鑑定予約システムかメールでお問い合わせくださいませ。

 

 

手相

ホロスコープ

アストロ風水

方位鑑定

手相家まるちゃんの無料メールマガジン 登録・解除

手相家まるちゃんの何でも開運しちゃおう!

バックナンバー

手相の電話(通信)鑑定は全国対応しております。

  • 東京
  • 北海道
  • 東北
  • 青森
  • 岩手
  • 宮城
  • 仙台
  • 秋田
  • 山形
  • 福島
  • 関東
  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬
  • 埼玉
  • さいたま
  • 千葉
  • 神奈川
  • 横浜
  • 北陸
  • 新潟
  • 富山
  • 石川
  • 金沢
  • 福井
  • 長野
  • 山梨
  • 東海
  • 岐阜
  • 静岡
  • 愛知
  • 名古屋
  • 三重
  • 近畿
  • 滋賀
  • 京都
  • 関西
  • 大阪
  • 兵庫
  • 神戸
  • 奈良
  • 和歌山
  • 中国
  • 鳥取
  • 島根
  • 岡山
  • 広島
  • 山口
  • 四国
  • 徳島
  • 香川
  • 高松
  • 愛媛
  • 高知
  • 九州
  • 福岡
  • 博多
  • 佐賀
  • 長崎
  • 熊本
  • 大分
  • 宮崎
  • 鹿児島
  • 沖縄
  • 離島

ブログ 更新カレンダー

2018年07月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31